以前お手紙をご紹介させていただいた患者様の症例を詳しくお話したいと思います。
19歳女性、この女性は無月経、ひどい腰痛、冷え性、肩こり、疲れ易い、などの症状で治療に来られました。
体形も痩せていました。
婦人科でホルモン注射をしないと生理が無い状態で1年ぐらい続けても注射をしないと生理が無い状態でした。
東洋医学では1つの症状を体全体として診るので、足りないものを人工的に外から入れるのでは無く鍼と灸を使い経穴を刺激する事で五臓六腑を整えて自然治癒力により全身、また局所の異常を整えていきます。
病気とは血流の不平均により起こるものと考えます。
血流の悪くなった所には、老廃物が溜まり栄養も行きわたりません。
そのため、そのところの臓器、卵巣、子宮も働きが悪くなり生理が無かったものと思われます。
鍼灸治療を10回ぐらいしたところで自然に生理が起こる様になりその後も時々治療を続け治療をしなくても生理が自然に起こる様になりました。
女性ホルモンの不足により痩せていた体も女性らしい体つきに変わりました。
その後結婚もされ今2人目の赤ちゃんを自然に妊娠されています。